- 2012年4月14日(土) -

全生研第54回全国大会(北海道大会)参加要項

- 2011年12月31日(土) -

生活指導誌が新しくなります!

2012年4月号(3月発行)から、「生活指導」誌(隔月刊行)の購読が、ゆうちょ銀行の自動払込システムを利用して定期購読ができるようになりました。毎年わずか3500円で年間6冊の「生活指導」誌がお手元に届きます。手続き方法の詳細を知りたい方は、下記表紙画像をクリックしてください。


以下、編集長からのメッセージです。

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編集長の高橋です。編集部では、現在、新機関誌の編集作業を必死に取り組んでいます。新機関誌は、これまでの機関誌の成果を引き継ぎながら、より生活指導・子ども集団づくりを深めるための内容構成になっています。隔月刊になりますが、これまでの雑誌に負けない充実した誌面づくりを進めています。

以下、新機関誌の特徴についてご説明します。

[4・5月号(701号)の内容]
特集「4月 子どもと出会う〜希望を宿すつながりへ〜」

【特集主旨】
2011年3月の東日本大震災・福島原発事故、長く続く社会の貧困状態は、人々の文化的な生活やゆとりをも奪い続けている。人間的な生活を奪われていることにすら気づけず、日々をただ必死で生きる人々。その状況の中、児童虐待も益々増加傾向をたどり、子どもたちは、家庭でも、学校でも、不安と競争に縛られ、子どもが子どもとして伸びやかに生きていける居場所をもてずに生活していることが多いのではないだろうか。

新学期が始まる4月、5月。荒れることでヘルプを出す子どもたち、荒れることすらできずに苦しさを抱え込む子どもたち。その一人ひとりが、これから始まる学校生活に対する不安とこれまでの経験から想像してしまう学校というものに対する諦め、しかし、「それでも何かがあるかもしれない」という期待を胸に新しい1歩を踏み出そうとしている。(略)

「生活指導とは、一人ひとりの子どもの現実にそくして、かれらが人間らしい生き方を営むことができるように援助することである」(全生研パンフレット 故宮坂哲文)という言葉に立ち返り、希望を宿すつながり、希望を見出す実践を展開したい。 

●教育を考える言葉(メッセージ)
野田正彰(元関西学院大学教授・精神医学) 

●特集 「4月 子どもと出会う〜希望を宿すつながりへ〜」
巻頭論文
「子どもと出会う―力と希望をひらくつながりへ」竹内常一(全生研常任委員)

●実践報告
1.「のびのび楽しくつながって」南川一徹(福岡県・小学校)

2.「新しい出会いを大切にすることは子どもを大切にすること〜低学年の実践〜」苅谷真由美(神奈川・小学校)

3.「荒れを伴う学年の初期指導」 高木安夫(京生研・中学校)

●分析論文
「子どもたちの自己肯定感と希望を育む出会いを」楠凡之(指名全国委員)
 
●授業・学びと生活指導
「震災と原発から学びへ〜心に染みるとは何か」子安潤(愛知教育大学)

●研究論文
「枠を作るリーダー・変えるリーダー 第1章
2010年度、11年度おおさか生研基調提案より」
リーダー指導の重層的展開平和を維持しながら学級・学年・学校を変えていく為に1
宮本誠貴(指名全国委員)

●【書評】「エネルギーと放射線の授業」
(「現代」の授業を考える会編 太郎次郎社エディタス刊)
小川嘉憲(兵庫民主研究所)

【私がすすめる子どもと読みたい本】
「ぼくがラーメンたべてるとき」長谷川義史 作/絵教育画劇 
小室友紀子(全生研常任委員)

●「ほっとかふぇ」(若者のコーナー)
「宗太との出会い」柏木伸一(神奈川・小学校)

「発達障害を抱えた純くん、やんちゃな秀くんの指導をめぐって」桜井ひらり(千葉県・小学校)

●集団づくりQ&A
「学級開き」関口武(埼玉・小)・嶋村純子(埼玉・中)

4・5月号は、新学期の子どもとの出会いから、どのように実践を築いていくのか、をテーマにしました。「生活指導とは、一人ひとりの子どもの現実にそくして、かれらが人間らしい生き方を営むことができるように援助することである」(全生研パンフレット 故宮坂哲文)という言葉に立ち返り、希望を宿すつながり、希望を見出す実践を展開するための視点を皆さんと考えたいと思います。子どもたちが「この先生とだったら、このクラスだったら…」という思いがもてる出会いをどうつくっていくのか、そして彼らをどう指導していったらよいか。子どもの期待や願いがかなう希望をどうつくり出していくのか、実践を通して考えてみたいと思います。 

[新機関誌ここがポイント!]
新機関誌の特徴として、主に以下の5点をご紹介します。

第一は、全生研の研究方法の要でもある実践記録(レポート)と実践記録の分析を中核にした「特集」です。生活指導・子ども集団づくりを進めていく上での重要な実践課題・研究課題をじっくりと掘り下げます。全国各地の実践記録を取り上げ、生活指導・子ども集団づくり実践の現在の姿を示しながら、分析論文、巻頭・関連論文などを通してこれからの実践の展望がつかめるように編集しています。4・5月号は「4月 子どもと出会う〜希望を宿すつながりへ〜」、6・7月は「子どもの課題をつかむ」といった特集テーマを計画しています。

第二は、子どもたちと共に生活現実を読み解き、新しい生活をつくりだしていく学びの実践を報告する新コーナー「授業・学びと生活指導」です。このコーナーでは、先生方の日々の教科の授業の取り組みや、「原発問題」、「貧困問題」などの新しい課題を子どもと共に追求した実践を報告していきます。

第三は、全生研に集う仲間の輪とエネルギーを全国へと広げていくための若い人たち発の新企画「かふぇのコーナー」です。試行錯誤しながら日々格闘している全国の全生研に参加して間もない仲間・若い仲間たちの声や疑問、実践報告などを紹介します。

第四は、生活指導・子ども集団づくりだけでなく、教育について、より専門的・研究的な視点からの論考や問題提起的な論考などを掲載する新コーナー「独立論文」です。生活指導・集団づくりに関する論文(各地の基調論文なども含む)、子どもの問題、教師論などに関わる論文、会員からの投稿欄論文・実践記録などを掲載する予定です。

第五は、福祉・教育・学童保育などに関わっている会員以外の方々や会員からの「教育を考えることば(仮)」(旧「メッセージ」)、生活指導・子ども集団づくりを進めていく上での現状(情勢)をつかむ「教育情報」、私たちの実践の幅を広げる新たな本と出会いのある「読書案内」、ミニコーナー集団づくりQ&A、です。どのコーナーも、新たな出発に際し、内容をさらに一工夫しています。

これらの内容を通して、生活指導・子ども集団づくりの新しい試み、息吹を積極的に取り上げ、私たちの実践と研究の可能性を追求します。どうかご購読をお願いいたします。

生活指導誌編集長 高橋英児
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